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プロが教えるエアコンの真実

あなたは何を
優先しますか?

エアコンのドレンホース。

冷房や除湿運転によって
エアコン内部に発生した結露水を、
屋外へ排出するためのものです。

ここまでは、ご存じの方も
多いと思います。

でも実は、

ドレンホースから排出したいものは
水だけではありません。


エアコン内部にはホコリやカビ、
細かなゴミなどが入り込みます。

髪の毛やペットの毛などが
見つかることもあります。

さらに水分と汚れが混ざり、
ヌメリやスライム状の汚れに
なっていることもあります。

こうした汚れも結露水と一緒に
少しずつ外へ排出されます。

だからドレンホースは、

ただ水が出ればいい。

というものではありません。

水だけでなく、汚れも一緒に
できるだけスムーズに排出する。

ONE★STARでは、
これを大切に考えています。

よく見かける置き方

実際のお宅を見ていると、
ドレンホースの出口は
さまざまな状態になっています。

ベランダの床を汚したくないから、
排水溝まで長く延長している。

ホースの先端が
地面についている。

植木鉢の中へ入れている。

バケツや洗面器の中へ
突っ込んでいる。

余ったホースが室外機の裏で
グルグルとたるんでいる。

虫の侵入が心配だから、
防虫キャップを付けている。

そうした状態になっているのにも、
それぞれ理由があると思います。

ベランダを汚したくない。

床を濡らしたくない。

見た目をスッキリさせたい。

虫が入ってくるのが怖い。

どれも、おかしな理由ではありません。

だから私は、

すべてを一律に
「間違い」と言いたいわけでは
ありません。

ただ、一度考えてみてください。

あなたは何を
優先しますか?

長く伸ばすと何が変わる?

ベランダなどでは、
排水溝までホースを延長すれば
床は汚れにくくなるかもしれません。

見た目もスッキリするでしょう。

しかし、一般的に使われている
ドレンホースはジャバラ状です。

見た目だけではなく、
ホースの内側にも凹凸があります。

ホースが短く、できるだけ垂直に
近い状態であれば、

水や汚れは重力によって
下へ流れやすくなります。

ところが、

排水溝まで長く延長して、
ほぼ水平に横引きすると
話は変わります。

内側の凹凸にヌメリや汚れが
引っ掛かりやすくなり、

少しずつ蓄積していく
可能性があります。

距離が長くなれば、
汚れが溜まる場所も増えていきます。

ポンプで押し出している
わけではありません

一般的な家庭用エアコンの
ドレン排水には、

水や汚れを勢いよく外へ押し出す
ポンプが付いているわけではありません。

基本的には、

重力を利用して排水しています。

だからこそ、ホースの長さや
たるみ、横引き、出口の状態が
排水のしやすさに影響します。

地面に先端がついている。

土や泥に埋もれている。

植木鉢へ突っ込んでいる。

バケツや洗面器の水に
先端が浸かっている。

何かに挟まれて
ホースが潰れている。

こうした状態も、

水や汚れを外へ出すという
本来の役割から考えれば、

できるだけ避けたい状態です。

水が出ていれば大丈夫?

ドレンホースの詰まりというと、

完全に塞がって水が流れなくなり、
室内機から水漏れする。

そんな状態を想像する方が
多いかもしれません。

でも、

完全に詰まる直前は
どうなっているでしょうか?

水は出ている。

でも、とてもゆっくりしか
排水できていない。

そんな状態も考えられます。

エアコン内部では運転中、
結露水が次々と作られています。

そこで重要になるのが、

水が作られる速度 と、
水を排出できる速度 です。

仮に、結露水が作られる速度より
排水する速度が遅くなれば、

水は出ていたとしても
ドレンパンの水位は上がっていきます。

さらに排水が悪くなれば、
やがて水漏れにつながる
可能性があります。

つまり、

「水が出ている」=
「正常に排水できている」

とは限りません。

完全に詰まって
一滴も流れなくなる前にも、

排水が悪くなっている状態は
存在する可能性があります。

そしてエアコン内部に水分が
長く滞留しやすくなれば、

カビにとっても
好ましい環境になってしまいます。

私なら、この形を選びます

正方形のドレンホース正解画像

とてもシンプルです。

ホースは短く。

できるだけ下方向へ。

出口は地面から離す。

そして先端には、

排水を妨げるものを
できるだけ付けない。


特別な装置を使うわけでも、
難しいことをするわけでもありません。

重力で排水するという
本来の仕組みを邪魔しない。

私は、それを優先します。

地面から離す理由

ドレンホースの出口を
地面から離しておけば、

土や泥、落ち葉などによって
出口が塞がれるリスクを減らせます。

そしてもうひとつ。

地面を這う虫が、そのまま
ホースの出口へ到達することも
難しくなります。

もちろん、

これだけで虫の侵入を
完全に防げるわけではありません。

壁を伝って登る虫もいれば、
飛ぶことのできる虫もいます。

可能性をゼロにはできません。

それでも、

地面から離れた出口まで
わざわざ到達して侵入する可能性は、

地面に置かれたホースより
低くできると私は考えています。

だから私は、

虫の侵入を防ぐことだけを
最優先にはしません。

まずは排水を邪魔しないこと。

こちらを優先します。

防虫キャップは必要?

ドレンホース用の防虫キャップにも、
虫の侵入を抑えるという
ちゃんとした目的があります。

しかし、取り付けたまま
長期間放置してしまえば、

ホコリやヌメリなどが蓄積し、
排水を妨げる原因になることもあります

虫の侵入リスクを減らすために
取り付けたものが、

今度は排水不良のリスクを
増やしてしまう可能性もあります。

防虫キャップについては、
別の記事で詳しく紹介しています。

防虫キャップ、本当に必要?

▶ 防虫キャップについて見る

防虫キャップ
取り付けたまま放置すると…

放置された防虫キャップ

水漏れの原因は
ひとつではありません

ドレンホースの詰まりや排水不良は、
エアコンから水が漏れる原因の
ひとつになることがあります。

ただし、

エアコンの水漏れには
ほかにもさまざまな原因があります。

ドレンホースの逆勾配や破損、
接続部分の問題や結露など、

実際の現場では
原因をひとつに決めつけられない
ケースもあります。

エアコンの水漏れについては、
こちらの記事で詳しく紹介しています。

エアコンから水漏れ?
原因はひとつじゃない。

▶ 水漏れについて見る

結局、
何を優先しますか?

排水溝まで長く伸ばせば、
ベランダは汚れにくくなる。

バケツや洗面器で受ければ、
床は濡れにくくなる。

防虫キャップを付ければ、
虫の侵入リスクを減らせる。

どれを優先するのかは、
使う人によって違って当然です。

だから、

「これが絶対に正解」
「それ以外は全部ダメ」

そう言いたいわけではありません。

ただ、

エアコンを分解して、

内部に溜まった汚れや
排水経路の状態を見ている
エアコンクリーニングの職人として、

どれを優先しますか?

そう聞かれたら、
私の答えは決まっています。

排水を、
最優先します

水だけではなく、
汚れも一緒に外へ出してあげる。

そのために、

できるだけ短く、
できるだけ下方向へ。

出口は地面から離して、
排水を妨げるものは付けない。

私は写真のような状態で
使っていただくことを

おすすめします。

ONE★STARが
大切にしていること

エアコンクリーニングは、

その日だけキレイになれば
それで終わり。


私は、そうは考えていません。

エアコンを洗ったあとも、
また毎日の使用が始まります。

フィルターのお手入れや、
冷房後の乾燥。

そして今回のような、
ドレンホースのちょっとした状態。

日頃の使い方や周辺環境によって、
その後の汚れ方やトラブルのリスクも
少しずつ変わっていきます。

だからONE★STARでは、

ただ洗浄して終わるのではなく、
実際の現場で気づいたことも
できる限りお伝えしています。

洗ったあとのエアコンも、
少しでも良い状態で使ってほしい。

それが、

ONE★STARが
大切にしていることです。

水漏れ・排水不良が
気になる方へ

エアコンから水が漏れている。

ドレンホースから
ほとんど水が出てこない。

エアコン内部の汚れや
排水不良が気になっている。

そんな症状があり、

エアコンクリーニングを
ご検討中の方は、

ご予約・お問い合わせの際に
現在の状況をお伝えください。

エアコンの水漏れや排水不良は、
原因がひとつとは限りません。

クリーニングによって
改善が期待できるケースもあれば、

取付状態や故障など、
別の原因が考えられる場合もあります。

実際の状態を確認しながら、
可能な範囲で対応いたします。

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