室外機の置き方
あなたは何を
優先しますか?
エアコンの室外機。
家の外にある、
大きな白い箱です。
せっかくの外観に、
白い室外機が
目立ってしまう。
できれば、
見えないように
隠したい。
そんな理由から、
木製や金属製の
目隠しカバーで、
室外機を囲った家を
よく見かけます。
もちろん、
家の外観を
どう仕上げるかは、
住んでいる方の
自由です。
だから、
これは結局、
何を優先するか?
という話でも
あります。
見た目を優先しますか?
見た目が何より大切。
電気代より、
冷房効率より、
エアコンへの負担より、
長く使えることより、
とにかく、見た目を優先したい。
そう考えるなら、
ONE★STARが
止めることではありません。
でも、
室外機を守るため。
エアコンのためになる。
そう思って、
カバーを付けているなら、
話は別です。
エアコンのためなら、
今すぐ撤去することを
おすすめします。
室外機は何をしている?
室内機と室外機は、
空気を直接やり取りしている、
わけではありません。
室内機と室外機をつないでいるのは、
冷媒です。
その冷媒を使って、
室内と屋外で熱を移動させています。
そして、室内機と室外機では、
それぞれの場所で熱交換をしています。
熱はどこへ行くの?
分かりやすく、
単純な数字で考えてみます。
例えば、
外気温が35℃だったとします。
室内側で、35℃から25℃へ、
10℃分の熱を移動させる。
その熱は、
どこかへ捨てなければいけません。
その役割を担っているのが、
室外機です。
イメージとしては、
35℃の外気を室外機が吸い込み、
熱交換した後、
45℃になった空気を屋外へ排出する。
※実際の動作はもっと複雑です。
ここでは、
熱交換の仕組みを分かりやすくする、
イメージとしてお考えください。
熱い空気は逃がしたい
ここで、とても大切なのが、
室外機から出た熱い空気です。
熱交換を終えた熱い空気は、
可能な限り、周囲の大気へ逃がしたい。
そして、室外機には再び、
通常の外気温の空気を吸わせたい。
35℃の空気を吸って、熱交換して、
45℃で排出する。
また、周囲の35℃の空気を吸う。
この環境を、
できるだけ邪魔しないことが
大切です。
囲ったらどうなる?
では、室外機を、
目隠しカバーで囲ったら?
前に、すだれを掛けたら?
大きなゴミ箱を置いたら?
棚や荷物で、排気を邪魔したら?
せっかく排出した熱い空気が、
周囲へ逃げにくくなります。
そして、その熱い空気が、
室外機の吸込み側へ戻ってきたら?
45℃をまた吸う
先ほどの例なら、
室外機から排出した空気は、45℃です。
本来なら、
周囲の35℃の空気を吸いたい。
ところが、排気を邪魔すると、
先ほど排出した45℃の空気を、
再び吸い込むことがあります。
その状態で、
さらに熱交換を続けたら?
45℃から、さらに温度が上がっていく。
そして、
その熱い空気がまた戻ってくる。
熱い空気を吸う。
さらに熱くして吐き出す。
また吸う。
この悪循環が、ショートサーキットです。
自分の排気を自分で吸う
室外機にとって、
ショートサーキットは、
非常に厳しい運転環境です。
外気温が高いだけでも、
エアコンには厳しい条件です。
そこへ、
自分が排出した熱い空気まで、
繰り返し吸わせてしまう。
これでは、冷房効率にも、
消費電力にも、エアコン本体にも、
良い環境とは言えません。
限界に近づける
ルームエアコンには、
正常に運転できる外気温の範囲が、
定められています。
その上限は、
メーカーや機種によって異なります。
高外気温でも運転できる機種も、
増えています。
でも、だからといって、
室外機の周囲をわざと高温にして、
正常な冷房性能を発揮し続けられる、
という意味ではありません。
本来35℃だった周囲の空気を、
自分の排気によって、
45℃、さらにその先へ。
わざわざ、エアコンを厳しい環境へ、
追い込む必要はありません。
エアコンには保護機能がある
もちろん、エアコンには、
異常な温度や圧力などから、
機械を守るための
保護機能があります。
異常を検知すれば、
能力を抑えたり、運転を停止したり、
機械を守るための制御が働きます。
だから、室外機を囲っただけで、
すぐに爆発する。
そんな話ではありません。
もし保護機能が
働かなかったら?
でも、エアコンも機械です。
冷媒を使って、
圧縮と熱交換を繰り返しています。
もし、異常な高温状態が続いたら?
そして、本来働くはずの保護機能に、
万が一、故障や不具合が重なったら?
最悪の場合、
爆発する可能性まで、
100%ないとは言い切れません。
もちろん、そんな事態を防ぐために、
さまざまな安全対策があります。
だからこそ、わざわざ自分から、
室外機にとって
厳しい環境を、
作る必要は
ないと思うのです。
それでも隠しますか?
見た目を優先するのか。
冷房効率を優先するのか。
電気代を優先するのか。
エアコンへの負担を考えるのか。
少しでも長く、
正常な状態で使いたいのか。
何を優先するかは、
お客様が決めることです。
でも、エアコンのために、
室外機を囲っているのなら、
ONE★STARでは、
おすすめしません。
直射日光が気になりますか?
エアコンの室外機は、
炎天下の直射日光が当たる、
そんな環境でも、
正しく動作するように
設計されています。
室外機と直射日光については、
別の記事で詳しく解説しています。
置く場所も大切です
目隠しカバーだけが、
問題ではありません。
室外機の前に、
大きな物を置いてしまう。
狭い場所へ、
無理に押し込んでしまう。
植木や雑草で、
吸込み部分が塞がれている。
棚や荷物で、
排気する空気を邪魔している。
これらも、室外機の空気の流れを、
邪魔する原因になります。
大切なのは、室外機が、
しっかり空気を吸えること。
そして、熱交換した空気を、
しっかり外へ逃がせること。
室外機は、ただ置ければいい。
そういう機械ではありません。
見た目より空気の流れ
家の外観は、もちろん大切です。
室外機を、
できるだけ目立たなくしたい。
その気持ちも分かります。
でも、室外機は、
飾るための物ではありません。
熱を移動させるために、
大量の空気を使って働く、
エアコンの重要な機械です。
見た目のために、
その働きを邪魔してしまったら、
本末転倒です。
エアコンのことを優先するなら、
室外機の周囲には、
できるだけ余計な物を置かない。
吸気と排気を邪魔しない。
熱い空気を周囲へ逃がす。
ONE★STARでは、
これを大切に考えています。
ONE★STARが
大切にすること
エアコンは、
室内機だけで働いている、
機械ではありません。
室内機と室外機。
両方が正常に働いて初めて、
エアコン本来の性能を発揮できます。
だから、
室内機だけをキレイにする。
それだけではなく、
室外機が置かれた環境にも、
少しだけ目を向けてほしい。
特別なことをする必要はありません。
余計な物で囲わない。
吸気を邪魔しない。
排気を邪魔しない。
それだけでも、室外機にとっては、
働きやすい環境になります。
何かを付ける前に、
本当にそれが、
エアコンのために
なるのか?
一度だけ、考えてみてください。
エアコンで困ったら
冷房の効きが悪くなった。
以前より、電気代が気になる。
室外機の置き方が気になっている。
そんな時は、
エアコンの状態を確認した上で、
必要な作業を丁寧に行います。
エアコンの汚れが気になったら、
ONE★STARへご依頼ください。
実際の現場も見てみる
最後に、
ONE★STARが実際に洗浄した、
エアコンの施工事例も掲載しています。
どんな状態から、どこまでキレイになったのか。
実際の写真でご覧ください。
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